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資料
尿定性自動分析装置"スーパートロン"の評価
Evaluation of Automatic Analyzer "Supertron" for Urinary Qualitative Test
武久 益子
1
,
眞重 文子
1
,
中尾 哲也
1
,
坂上 ノリ子
1
,
大久保 昭行
1
Masuko TAKEHISA
1
,
Fumiko MASHIGE
1
,
Tetsuya NAKAO
1
,
Noriko SAKAGAMI
1
,
Akiyuki OHKUBO
1
1東京大学医学部附属病院検査部
1Department of Laboratory Medicine, Faculty of Medicine, The University of Tokyo
キーワード:
尿
,
定性検査
,
試験紙
,
自動分析
,
スーパートロン
Keyword:
尿
,
定性検査
,
試験紙
,
自動分析
,
スーパートロン
pp.727-734
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902018
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尿定性自動分析装置"スーパートロン"による比重,pH,白血球,亜硝酸塩,蛋白質,ブドウ糖,ケトン体,ウロビリノゲン,ビリルビンおよび潜血測定の評価を行った.濃度の異なる複数のコントロール尿を用いて日内再現性および日差再現性を調べたところ,どの項目も同一ランクあるいは1ランク以内の変動であった.蛋白質,ブドウ糖,ケトン体,ビリルビン,潜血では,純物質の添加量と測定値はよく一致した結果が得られた.クリニラブIIとの相関は,比重以外で良好な結果を示した.また,蛋白質およびブドウ糖はそれぞれの定量値と,白血球および潜血は沈渣の結果と良好な相関関係を示した.検討結果から,本分析装置は尿定性検査として再現性,正確度に優れており,かつ操作は容易であり,今後日常検査に役だつと判断された.
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