学会印象記
日本医療検査科学会第56回大会
pp.1529
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203823
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2024年10月4〜6日に,パシフィコ横浜で日本医療検査科学会(旧 日本臨床検査自動化学会)第56回大会が開催されました.大会長は橋口照人先生(鹿児島大学病院検査部長).初日の挨拶では,「産・官・学連携は大変重要で,それらから生まれた検査機器は先達の知の努力が生んだ天才.これら先達の努力を理解できる大会としたい」と話されました.プログラムでは“フレイル”に伴う疾病構造の変化を見据えた高齢者医療に関する講演や,医療DXについての企画が随所に組まれ,シンポジウムや日常臨床に役立つ各種技術セミナーなど,大会長の「これからの医療に“+α”のものを提供したい」というお考えが形となった3日間でした.
展示ホールでは「臨床検査機器・試薬・システム展示会 JACLaS EXPO 2024」が同時開催され,過去最高の140社余が出展し,最先端の機器に並び,多くの参加者で賑わっていました.
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