Japanese
English
今月の特集1 感染症とArtificial Intelligenceの可能性
治療薬物モニタリングとArtificial Intelligence
Therapeutic drug monitoring with artificial intelligence
辻 泰弘
1
,
高橋 早紀
1
,
関 弘翔
2
1日本大学薬学部臨床薬物動態学研究室
2日本大学理工学部応用情報工学科
キーワード:
薬物治療
,
治療薬物モニタリング
,
TDM
,
血中薬物濃度
,
人工知能
,
AI
,
機械学習
Keyword:
薬物治療
,
治療薬物モニタリング
,
TDM
,
血中薬物濃度
,
人工知能
,
AI
,
機械学習
pp.1472-1477
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203809
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Point
●治療薬物モニタリング(TDM)の目的は,薬物の治療効果を最大化し,副作用を最小限に抑えることである.
●TDMでは血中薬物濃度を薬物治療の指標として投与計画を立案する.
●人工知能(AI)の研究は1950年代から進んでおり,第3次AIブームを経て医療分野にも応用され,診断や治療の効率化が期待されている.
●血中薬物濃度予測や治療の個別化にAIの技術を用いる研究が進んでおり,治療効果の予測に有用であることが明らかになりつつある.
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