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今月の特集 免疫・アレルギー性肺疾患と検査
総論
免疫・アレルギー性肺疾患の診療の基本的な考え方と検査の位置付け
Basic principles of diagnosis and the role of testing in immune and allergic pulmonary diseases
松本 宗大
1
,
今野 哲
1
1北海道大学大学院医学系研究院呼吸器内科学教室
キーワード:
アレルギー性疾患
,
公衆衛生戦略
,
癌免疫療法
,
ステロイド
,
免疫抑制剤
,
生物学的製剤
Keyword:
アレルギー性疾患
,
公衆衛生戦略
,
癌免疫療法
,
ステロイド
,
免疫抑制剤
,
生物学的製剤
pp.682-685
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203637
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Point
●現代医学では免疫・アレルギー性疾患の診療が進化し続けており,常に新たな治療法と診断技術の更新が求められている.
●疾患の発症背景には,環境要因や遺伝的要素のほか,ライフスタイルの変化も関与しており,地域によって疾患の有病率に違いがみられる.
●診療の基本的な考え方としては,患者の症状や病歴を詳細に評価し,それに基づいて最適な検査戦略を策定することが重要である.
●生物学的製剤は,免疫・アレルギー性疾患の診療に革新的な進歩をもたらしており,特定の免疫細胞やサイトカインをターゲットにして症状の緩和と病状の改善を図る.
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