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今月の特集 臨地実習生を迎えるための手引き
病理学検査領域の臨地実習—群馬大学医学部附属病院の場合
Clinical training for medical technologist in case of pathological examination: report and prospects for the future in the case of Gunma University Hospital
小野里 香織
1
,
栗原 康哲
1
,
伊古田 勇人
1
,
福田 利夫
2
1群馬大学医学部附属病院病理部・病理診断科
2群馬大学
キーワード:
臨場感
,
実技重視
,
指導スキル
,
苦手意識克服
,
人員配置
Keyword:
臨場感
,
実技重視
,
指導スキル
,
苦手意識克服
,
人員配置
pp.235-241
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202589
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Point
●学生に対して,病院ならではの体験〔切り出し,術中迅速組織診,迅速細胞診(ROSE),病理解剖など〕をより多く経験させ,臨床現場の空気を感じてもらう.
●可能な限り実習では実技を重視することで,学生は失敗も含め実際に自分で体験ができる.このことで必要な知識が身に付き,体系的に学ぶことができる.
●臨地実習は,現場の技師が充実して働くことで病理検査の魅力が伝わるので,学生の苦手意識が払拭される絶好の機会である.
●実務と指導スキルの二本立ての研鑽ができるゆとりある人員配置と,指導側と学生双方が臨地実習しやすい環境づくりが望まれる.
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