増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック
Part.3 5章 技術的要求事項
5.3.2 試薬及び消耗品
病理検査からみた「5.3.2 試薬及び消耗品」
柳田 絵美衣
1
1慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
pp.1180-1184
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202163
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病理検査は,多種多様な色素や試薬を取扱い,保管しなくてはならない.試薬や消耗品を適切に管理し,品質を維持することは,検査の品質を維持することにつながり,試薬や消耗品の受取・保管・受入検査・在庫管理の手順について文書化し,正しく保管する必要がある.また,毒劇物や危険物なども多く,使用量や在庫を確実に記録管理しなければならない.試薬や消耗品の保管,使用状況,さらに性能の確認を実施したことも記録に残す必要がある.
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