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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと
百日咳ワクチンによる予防—これまでとこれから
Pertussis control using pertussis vaccine:past and next
中山 哲夫
1
1北里大学北里生命科学研究所ウイルス感染制御学研究室1
キーワード:
百日咳
,
ジフテリア・破傷風トキソイドと混合した沈降精製ワクチン(DTaP)
,
Tdap
,
百日咳毒素(PT)
,
繊維状赤血球凝集素(FHA)
Keyword:
百日咳
,
ジフテリア・破傷風トキソイドと混合した沈降精製ワクチン(DTaP)
,
Tdap
,
百日咳毒素(PT)
,
繊維状赤血球凝集素(FHA)
pp.772-778
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200882
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Point
●百日咳罹患者は7〜12歳の学童期から増えてくる.
●7歳時で60%が百日咳毒素(PT)抗体陰性であるが,その後,6年ごとに陽性例が増加してくる.
●百日咳成分を含んだワクチンの追加接種時期の検討が必要である.
●ワクチンによる免疫能の持続とともに,有効な抗原成分の検討が必要である.
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