今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか
扉
三村 邦裕
pp.887
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200417
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臨床検査技師教育における臨地実習は必要不可欠であり,その役割は重要なものとなっています.しかし,現在の臨地実習には実習期間や実習内容の不統一などの多くの課題があります.それらの解決は,今後の臨床検査技師教育の発展や成熟に大きく関与するものと思われます.
本特集では臨地実習に焦点を絞って,送り出す側の教員と,受け入れ側の技師長に,それぞれの立場から現状と問題点を述べていただきました.また,その解決法も模索していただきました.特に受け入れ側からは,どのような人材育成を目指しているのか,また,学生教育を行ううえで,検査部としてどのような準備をしているのかなどが示されました.読者が実習生を受け入れる際の多くのヒントを与えてくれるものと思います.
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