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シリーズ-標準化の国際動向,日本の動き・10
日本臨床衛生検査技師会の動向
JAMT's activities relating to standardization of clinical laboratory data
細萱 茂実
1,2
Shigemi HOSOGAYA
1,2
1日本臨床衛生検査技師会・検査値標準化委員会
2香川県立保健医療大学
pp.1129-1131
発行日 2012年10月15日
Published Date 2012/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103167
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1.はじめに
臨床検査は,いつ,どこで実施されても検査結果の信頼性が保証されていなければならない.2008年にスタートした標準的な健診・保健指導プログラムでは,健診の精度管理として,トレーサビリティを含む十分な内部精度管理と,外部精度管理を定期的に受け,精度保証された検査値であることを規定している.また,これらは近年各国で導入が進んでいる臨床検査室の認定,認証制度における要求事項でもある.日本臨床衛生検査技師会(日臨技,Japanese Association of Medical Technologists;JAMT)は,臨床検査データの標準化と信頼性保証を社会的責務と捉え長年取り組んできている.ここでは,外部精度管理調査事業および臨床検査データ標準化事業について主に取り上げる.
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