Japanese
English
研究
小型デジタル尿糖計の性能評価―同時再現性と共存物質の影響および臨床用尿糖検査機との相関性
Performance Evaluation of Urine Glucose Meter:Repeatability, Effects of Interferential Substances, and Comparison with Clinical Glucose Analyzer
山口 いずみ
1
,
近藤 敏江
2
,
斎木 良明
2
,
阪本 要一
1,2
Izumi YAMAGUCHI
1
,
Toshie KONDO
2
,
Yoshiaki SAIKI
2
,
Yoichi SAKAMOTO
1,2
1東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科
2慈恵医大晴海トリトンクリニック
1Division of Diabetes, Metabolism and Endocrinology, Department of Internal Medicine, Jikei University School of Medicine
2Harumi Triton Clinic, Jikei University School of Medicine
キーワード:
尿糖
,
酵素電極法
,
デジタル尿糖計
,
共存物質
,
アスコルビン酸
Keyword:
尿糖
,
酵素電極法
,
デジタル尿糖計
,
共存物質
,
アスコルビン酸
pp.237-242
発行日 2009年2月15日
Published Date 2009/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101897
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家庭で簡便に尿糖を定量測定できるデジタル尿糖計の同時再現性,共存物質の影響,臨床用尿糖検査機との相関などの基礎的な性能を検討した.極度に高濃度の溶血ヘモグロビン,アスコルビン酸を含む尿では尿糖値は低値となる傾向が見られたが,通常排泄される尿ではどの評価も良好な結果であった.デジタル尿糖計は,家庭で尿糖自己測定による自己管理を行うためのツールとして,十分な性能を持つ測定機器であることが確認された.
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