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アジア6か国で草の根のヘルスワーカーを養成して10年 財団法人アジア保健研修財団専務理事 医療法人愛知国際病院院長 川原啓美氏
戸田 安士
1
1名古屋大学総合保健体育科学センター
pp.920
発行日 1991年11月1日
Published Date 1991/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901039
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名古屋市の近郊,日進町の広々とした牧場の緑に映えて,白亜のアジア保健研修所と愛知国際病院がある。それらは,玄関を中央に左右に位置し,礎石にはそれぞれ,「最も小さい者に」という聖句と,「神癒し,我ら仕える」という言菓が英文で深く刻まれている.
二つの施設は,一方が「財団」,他方が「医療」と,法人としての形態こそ異なるものの,川原啓美先生が礎石に祈りを込めて,当初から一つのものとして構想し,現在も不即不離の関係を保ちつつ,両施設の責任者,指導者として運営して来られて10年を経た.
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