設備機器総点検
管理ボックス
鈴木 紫水香
1
1榊原記念病院看護部
pp.421
発行日 1980年5月1日
Published Date 1980/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207152
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今までは患者のカルテ,X線資料,看護業務のためのカーデックスなどの収納が別々で,これらの資料を医師が使用している場合は看護婦は使用することができず,また看護婦が使用している場合は医師の使用が不可能になり,とかくトラブルが起こりがちであった,更に指示を受ける時点で,転記ミスを生じることもあった.これらの諸問題を解決するために,資料を一括収納し事務作業がスムーズに行われ,だれがみても作業行程が明確であるように,見える管理をしようと発案されたのが管理ボックスである.
目標要件:1)医師の指示が事務や看護業務に直接反映できること,2)医師や看護婦の事務作業時間を削減して本来の業務に専念できる時間を増やすこと,3)見える管理が可能であること,4)帳票類を大幅に削減できること.
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