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病院に対する監督指導結果—(昭和49年4月・労働省労働基準局)
pp.98
発行日 1974年6月1日
Published Date 1974/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205383
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病院における看護婦等の法定労働条件の確保については,従来から監督指導の重点とされてきたところである.本年度の監督指導においても,事業の経営者の遵法意識を高め,法定労働条件の確保・改善を図るほか,法違反の原因等について実態を調査し,今後の対策に資することとしたものである.この資料は,昭和48年4-9月にわたり,東京,群馬,福岡ほか25の監督指導局において調査されたものである.
相変わらず病院の法違反(労働基準法および労働安全衛生法に関する違反)は多い.最も高い違反率を示したのは,医療法人の91,4%であるが,公立病院においても80%を超える高率となっている.
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