私の意見
臨床研修病院の研修医数の問題
弓削 経一
1
1京都市立病院
pp.103-105
発行日 1970年9月1日
Published Date 1970/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204086
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わが国の組織だった医師卒後教育は,臨床研修制によって1968年に始まったが,2年を経て今年になってやっとどうやら育ちそうだと感じられるようになった.育ち方としては早い.つい昨年秋にはまだ未熟児症状が歴然としていた.
見こみがついてくると,今後研修医受け入れは各指定病院でにわかに進展することが予想される.それに伴って,わが国では未経験のこの分野で,いろいろな疑問やとまどいが起こってくるにちがいない.研修医数の問題もその1つであろうと思われる.
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