病院と統計
主な傷病についての受療率
前田 行雄
1
1厚生省統計調査部
pp.68-69
発行日 1969年5月1日
Published Date 1969/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203645
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2月号で紹介したように,患者調査によると,昭和42年7月12日に全国の病院(らい院を除く)や診療所に在院(当日の新入院を含む)していた患者および当日の外来患者は,あわせて約640万人であって,これを傷病の種類別(傷病大分類による)にみると,最も多いのは消化器系の疾患で,以下神経系および感覚器の疾患,呼吸器系の疾患,伝染病および寄生虫病,循環器系の疾患の順となっている.今回は,これら主な傷病について人口10万人あたりの患者数(受療率)を総数および年齢階級別に観察してみよう.
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