研究と報告【投稿】
医療社会事業従事者の全国実態調査について
小林 信三
1
,
大崎 康二
1
1浦和市立療養所
pp.82-86
発行日 1965年10月1日
Published Date 1965/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202687
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
患者とくに入院患者の生活指導にあたって,医療ソーシァル・ワーカーの果たす役割は非常に大切である。そして近年,医療社会事業(Medical Social Work)の必要性と,その仕事の重要性はしだいに認められつつあるが,まだ十分といえるほどにはいたっていない。
日本医療社会事業協会では,M.S.W.の実態を知るために,昭和38年8月,全国の会員903名のうち勤務者850名に対して,いろいろの項目についてアンケートをとってみた。アンケート発送数は850通で,返事のきたものは540通(回収率63.5%)であった。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.