シンポジウム
医療施設の地域的使われ方について
吉武 泰水
1
,
浦 良一
2
,
筧 和夫
3
,
松本 啓俊
3
,
守屋 博
4
1東大工学部
2明大工学部
3東北大工学部
4国立東一病院
pp.587-597
発行日 1961年8月1日
Published Date 1961/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201828
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守屋 医療施設が地域的にどう使われているかということは病院管理の非常に重要な問題であります。と申しますのは病院内の各部門の経営,医療,運用という問題と相対しまして医療機関自身が社会に対してどうであるかは同じ位重さのある問題です。吉武先生をリーダーとしました建築グループは,この点につきまして非常に関心を持つておられます。吉武先生の調査のうち,現在のところどう使われているかという問題と,将来の形を想定したときにどういうふうな医療機関があるといつた二つの問題にしぼつてお話を伺いたいと存じます。
まず吉武先生からいままでの調査の結果をお伺いいたしたいと思います。
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