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国際病院連盟の病院視察族行に参加して(Ⅰ)
村田 三千彦
1
1大蔵省印刷局東京病院
pp.15-24
発行日 1961年1月1日
Published Date 1961/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201750
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昭和35年9月5日から18日迄,国際病院連盟の病院視察旅行が,北米合衆国東部で行われた。35カ国から230余名が参加し,日本からは橋本寛敏日本病院協会長をはじめ,6名が出席した。参加者には,初め,英語か仏語のどれを選ぶか通知するよう連絡があつた。しかしいよいよ開会当日になつて,スペイン語も追加された。参加者は写真の通りの参加章を胸につけて,会員であることと,どの言葉を使うかを示した。この参加章のリボンは,英語は赤,仏語は緑,スペイン語は青であつた(第1,2図)。
ボストンからワシントンまで約800粁をAirconditionedのBusに分乗して,毎日数グループに分れて病院を視察,時にはSight—seeingをした。私の視察した病院は,合計8つであつたが,これを視察した順に書いてみることにする。
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