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臨床病理懇談會設立さる
pp.26
発行日 1952年1月1日
Published Date 1952/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200427
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病院に於ける臨床檢査の運營について,基礎となる事項に關する知識を交換する目的で,國立東京第一病院を中心として坂口院長,守屋研修所主事を初め,橋本聖路加病院長,加藤東京醫大病院長,緒方東大教授等4氏が發起人となつて「臨床病理懇談會」を設立する準備を進めていたが,11月20日午後3時から東一研修所に於て第1回懇談會を開催した。
参加者は上記發起人の外東大,慈大,日大,日本醫大,昭和大,順天大,東邦大等の各醫育機關の當事者,國立都立病院その他の臨床檢査擔當者約60名で,先づ坂口院長の挨拶に次で橋本,加藤兩院長,緒方教援等發起人の挨拶あつた後,院長を座長に推す。訳で守屋主事より臨床病理懇談會開催の主旨について説明,之に對し藤井暢三(東京遞病)氏の臨床病理の定義につき質問,守屋主事の答辯あり,宮本璋(東京齒大)氏の意見があつて下記議事の討議に移つたが,守屋主事の説明要旨は次の通りであつた。
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