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編集後記
大喜多 潤
pp.985
発行日 1981年11月15日
Published Date 1981/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102530
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色ページのリハビリテーション・インフォメーションもほぼ全国を巡り,三重・鳥取両県を迎えた.読んでいると各地域で苦労されている様子が良く解る.特に研修については努力が払われ,小さい所帯の所ではPT・OT間の交流や相互協力体制が見られ,双子兄弟として育った仲の良さを物語っている.
さて今月号の特集《上肢切断》は,単に医学的リハビリテーションからのアプローチでは解決し得ない側面を持っていると言えよう.今回は広い視野に立って,先天性疾患では「サリドマイド胎芽症児のその後」について大漉氏に,積極的な義手装着訓練として「仮義手システムによる装着訓練」を谷合氏に,一般生活で義手使用上最もネックとなる「上肢義手の使用状況と故障について」経験豊富な鋤園氏にそれぞれ筆を執っていただいた.
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