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編集後記
pp.372
発行日 1970年10月9日
Published Date 1970/10/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100372
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リハビリテーション医学が進歩すればするほど,それに関与する人々がふえ,職種も細分化していくと思います.それ自体はたいへん喜ばしいことなのですが,ともすると,自分の職種においてのみ,その質を高めんと努力する傾向がありはしまいかという危惧を感じます.分化されたものを再び統合して,リハビリテーションという広い概念から,ものをみていくという面をも忘れてはならないでしょう.そして,更に,リハビリテーションの中央にいるのは,常に障害者自身であることに思いをいたさねばならないでしょう.
最近,読者の方々から,ご意見やご投稿をいただくことが多くなり,編集部一同喜んでおります.よりよいものをめざして今後もがんばりたいと思います.
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