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終戰後に於ける副睾丸結核の統計的觀察
田村 一
1
,
酒井 俊司
1
,
岡部 巖
1
1慶應義塾大學醫學部皮膚科泌尿器科學教室
pp.189-191
発行日 1949年5月1日
Published Date 1949/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200183
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吾々は昭和20年1月以降3年3ケ月間に副睾丸結核患者134例を觀察し得たので,かつて教室の坂口,大森が大正9年から昭和9年迄の15年間に経驗し,泌尿器科學會雑誌に發表した500例の患者と比較し乍ら統計的觀察を行つて見よう.
尚今回觀察した患者は全員に必しも細部の檢索を行つてはいない.そこで單に臨床的にのみ診斷を下したものに對しては,,その少しでも疑はしい點のあるものは總て除外した.
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