特集 妊婦・褥婦が外来に来たらUpdate—症状対応からワクチン・プラネタリーヘルスまで
扉
鳴本 敬一郎
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1浜松医科大学地域家庭医療学講座
pp.1352-1353
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429205096
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前回の本誌特集「妊婦・褥婦が一般外来に来たら」が発刊されたのは2016年1月(松村真司先生企画)でした。それ以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック、気候変動、戦争など、人々の生活、社会、環境に大きな変化がもたらされ、医療においても診療の在り方やケアの視点、臨床推論が見直されてきました。
そこで2024年12月発行の本特集では、この間に経験したCOVID-19や新型コロナワクチン、今注目されている健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health:SDH)、プラネタリーヘルスをキーワードとして取り入れた内容を考えました。また、妊婦・褥婦のケアにおいて、プライマリ・ケア医として理解しておきたい病態・疾患についても、産婦人科医やその他の専門職と連携する際に必要となるミニマムエッセンスを組み入れて、「妊婦・褥婦が外来に来たら」現代版としてUpdateしました。
本特集が皆様のお役に立てば幸いです。
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