特集 ○×クイズ110問!日常診療アップグレード—Choosing WiselyとHigh Value Careを学ぼう
【総論】鼎談
Choosing WiselyやHigh Value Careが誕生した背景とその意義
北澤 京子
1,2
,
梶 有貴
3
,
山中 克郎
4
KITAZAWA KYOKO
1,2
,
KAJI YUUKI
3
,
YAMANAKA KATSUO
4
1京都薬科大学
2Choosing Wisely Japan事務局
3国際医療福祉大学総合診療医学医学部
4福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科
キーワード:
過剰診断
,
過剰医療
,
エビデンス
,
実装科学
,
ポリファーマシー
,
医療費の無駄
,
低価値医療
,
無駄な医療
,
医療安全
,
Low Value Care
Keyword:
過剰診断
,
過剰医療
,
エビデンス
,
実装科学
,
ポリファーマシー
,
医療費の無駄
,
低価値医療
,
無駄な医療
,
医療安全
,
Low Value Care
pp.1160-1167
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204479
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American Board of Internal Medicine FoundationおよびConsumer Reportsは「Choosing Wisely」と呼ばれるキャンペーンを立ち上げ、医療における無駄を減らし、医療行為の賢明な選択に関する医師と患者の対話を促進しようとしています1)。またAmerican College of Physiciansは「High Value Care」を推奨しています。
そのような中、わが国ではChoosing WiselyやHigh Value Careを学ぶ機会は少ないというのが実状です。そこで本特集の「総論」として、Choosing Wisely Japan事務局の北澤氏とHigh Value Careを研究する梶氏をお招きし、特集企画者の山中氏が読者を代表して、初心者でもわかりやすい「より価値があり無駄のない、かつ安全な患者診療」について理解を深めるためのお話を聴きました。
(構成:編集部)
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