GM Report
—第8回日本プライマリ・ケア連合学会学術総会 インタレストグループ 10—地域性の異なる大学病院総合診療部門による総合診療専門医育成についての検討
多胡 雅毅
1
,
古川 尚子
1
,
大串 昭彦
1
,
山下 秀一
1
1佐賀大学医学部附属病院 総合診療部
pp.1734-1738
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201283
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背景
総合診療専門医の設置を機に、総合診療医の役割についてさまざまな議論がなされている。総合診療は病院総合診療を含み、その活躍する領域は1次から3次医療まで多岐にわたる1)。また、医療・教育・研究などにおいて大学病院が総合診療専門医育成に果たす役割は大きいと考えられ、人口と高齢化率、所在地、医療環境などの地域性が異なる大学間で互いの教育システムの特徴を共有することは、総合診療専門医育成プログラムの充実に有用である。
われわれは2017年5月14日に第8回日本プライマリ・ケア連合学会学術総会にて、インタレストグループ「地域性の異なる大学病院総合診療部門による総合診療専門医育成についての検討」を開催したため、本稿ではその概要を報告する。
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