#総合診療
#書評:『日常診療に潜むクスリのリスク—臨床医のための薬物有害反応の知識』
徳田 安春
1
1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄臨床研修センター
pp.1035
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201047
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
医療現場で、薬の副作用ケースが増えています。高齢化、マルチモビディティ、ポリファーマシー、新薬開発、ガイドラインによる推奨などが要因です。それでも、処方した医師には、副作用を早期に発見し対処する責任があると言えます。そのためには、処方する医師には「特別」な学習が必要です。なぜ特別かというと、悲しいかな、薬の副作用についての臨床的に役立つ実践的な知識は、薬のパンフレットや添付文書を熟読しても習得できないからです。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.