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第3回実践的糖尿病教育研究会報告―PM理論など(富山,2003年5月24日)
小谷 和彦
1
,
坂根 直樹
2
1鳥取大学医学部臨床検査医学
2神戸大学大学院医学系研究科分子疫学
pp.498
発行日 2003年7月15日
Published Date 2003/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100732
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標記研究会が,第46回日本糖尿病学会学術集会に引き続いて行われた.この会は,多面的な視野から糖尿病教育を考究し,実践レベルの向上に繋げることを主眼としており,多職種が参加している点に特徴がある.今回は,本誌でもお馴染みの山本壽一先生をはじめとする諸関係者のお世話で,風光明媚な富山県山田村交流促進センターにおいて,約50名の参加者を得て開催された.
研修は,1)症例検討「私は糖尿病の被害者」(朝比奈崇介先生,古家美幸先生),2)ワーク「糖尿病療養指導者としての自分を見つめる(ワークショップ体験を通して)」(杉本正毅先生,松本承子保健師),3)講話「落語で学ぶ生活習慣病」(黒牧祐子保健師),4)ワーク「糖尿病療養の支援:温泉療法の視点なども採り入れて」(小谷和彦,坂根直樹)の順に,和やかな雰囲気のもとに進行した.
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