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特集 診療ガイドラインをマスターする―そのPros & Cons
血糖コントロールとその基準―HbA1Cと空腹時血糖―エビデンスに基づいた血糖管理
Diabetic control and standard : HbA1C and fasting plasma glucose
井坂 剛
1
,
田嶼 尚子
2
1東京慈恵会医科大学柏病院 糖尿病代謝内分泌内科
2東京慈恵会医科大学 糖尿病代謝内分泌内科
キーワード:
HbA1C
,
糖尿病細血管障害
,
大血管障害
Keyword:
HbA1C
,
糖尿病細血管障害
,
大血管障害
pp.433-437
発行日 2004年7月15日
Published Date 2004/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100182
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診療ガイドラインのチェックリスト
□糖尿病治療の目標に関するガイドラインを十分把握し,「優」または「良」の範囲にコントロールをできるようにする
□血糖コントロールの第一の指標には,HbA1C値を用いる
□DCCTはその結果を解析し,HbA1C値=空腹時血糖値(mg/dL)/30+2.0という換算式を示している
□1型糖尿病など血糖値の変動が激しいタイプの糖尿病患者では,HbA1Cだけでなく,自己血糖測定による血糖日内変動による評価も必要である
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