Japanese
English
特集 小児泌尿器科オープンサージャリー―見て学ぶプロフェッショナルの技〈特別付録Web動画〉
〈小児泌尿器科プロフェッショナルレベルの手術〉
総排泄腔遺残―total (partial) urogenital mobilizationによる根治術
Total (partial) urogenital mobilization for persistent cloaca
矢内 俊裕
1
,
清水 裕史
2
,
田中 秀明
2
Toshihiro Yanai
1
,
Hirofumi Shimizu
2
,
Hideaki Tanaka
2
1茨城県立こども病院小児外科・小児泌尿器科
2福島県立医科大学小児外科
キーワード:
総排泄腔遺残
,
total urogenital mobilization
,
TUM
,
partial urogenital mobilization
,
PUM
Keyword:
総排泄腔遺残
,
total urogenital mobilization
,
TUM
,
partial urogenital mobilization
,
PUM
pp.518-523
発行日 2020年6月20日
Published Date 2020/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206960
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・術式決定には,術前の3管造影や膀胱鏡検査などによる3管合流部の位置確認や共通管長の測定が重要である.
・Total urogenital mobilization(TUM)変法では尿道前面を恥骨後面まで剝離し恥骨尿道靱帯を切離するが,partial urogenital mobilization(PUM)では尿道前面の剝離を最小限とするか全く行わない.
・腟後壁を1〜1.5cmほど縦切開してU字皮弁と縫合することによって大きな腟口を確保し,腟後壁に生じる緊張を緩和する.
*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年6月末まで公開)。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.