交見室
腎癌に対するMVP療法の詳細および訂正,他
里見 佳昭
1
1横須賀共済病院泌尿器科
pp.920-921
発行日 1984年10月20日
Published Date 1984/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203913
- 有料閲覧
- 文献概要
特集/尿路性器癌の化学療法;腎癌の化学療法(臨泌,38;457,1984)の中のVBL,MTX,BLMの併用療法についての記載の一部に誤りがありましたので,この場を僧りてお詑びと訂正をし,また,この方法を少しかえた私のMVP療法についての詳細についての問い合せも二,三ありましたので補足いたしたいと思います。
Leviら(Proc.Amer.Assoc.Cancer Res.,21;426,1980)の報告では,まずVBL 4mg/m2静注,1時間後にMTX 500〜2,000mg/m24時間で点滴静注,開始6時間後にBLM 30 mgを筋注,更にMTX投与終了後24時間後より,ロイコボリン15mg経口投与を12回行い(間隔不明),これを1クールとして2週に1回行つています。ただしBLMのみは週1回で総量360mgまで投与されています。以上がLeviらの原法で,先に週2回としたのは誤りでしたので,訂正致します。
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.