Urological Letter
単発尿路結石患者に対する治療方針—結石症の自然経過と年齢・性・家族歴/睾上体炎のパターンの変化
pp.717,753
発行日 1983年8月20日
Published Date 1983/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203633
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筆者らの地域における泌尿器科医のグループで行つた臨床研究成果は以前にこの週報で報告した通りであるが,30年余の間に診た泌尿器科的患者13,500人のうち671人,つまり約6%の人は上部尿路結石症患者であつた。
腎結石が1個だけできる患者は特別な問題をもつているが,代謝障害の点では再発患者と同じである。しかし,単発結石患者の自然経過がまだ完全には研究されていないので,この種の患者の代謝障害を治療する必要があるか否かは決まつてはいない。
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