Japanese
English
治療
帯状疱疹後神経痛の予防におけるPGE1の有用性について
Observation of the effect of prostaglandin E1 on privention of postherpetic neuralgia
早川 千絵
1,2
,
角田 寿之
1
,
西内 徹
1
,
斉藤 次郎
1
Chie HAYAKAWA
1,2
,
Toshiyuki KAKUTA
1
,
Toru NISHIUCHI
1
,
Jiro SAITO
1
1総合病院国保旭中央病院皮膚科
2千葉大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Asahi General Hospital
キーワード:
帯状疱疹
,
プロスタグランジンE1製剤
,
帯状疱疹後神経痛
Keyword:
帯状疱疹
,
プロスタグランジンE1製剤
,
帯状疱疹後神経痛
pp.179-181
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902106
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脊髄領域に発症した帯状疱疹患者18名をアシクロビルを投与した群とアシクロビルとプロスタグランジンE1製剤(PGE1)を併用した群の2群に分け,従来から知られているPGE1の急性期帯状疱疹痛に対する除痛効果を再評価するとともに,これまで報告のない帯状疱疹後神経痛(PHN)発症の予防効果に関しても検討を加えた.その結果,急性期帯状疱疹痛に対してPGE1が奏効することは過去の報告と一致したが,帯状疱疹発症早期よりPGE1を投与してもPHNの発症を抑制し得ないと考えられた.
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