特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
II.外来治療の実際—私の処方
46.甲状腺腫瘤
嶋田 文之
1
1千葉県がんセンター頭頸科
pp.244-245
発行日 1991年11月5日
Published Date 1991/11/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900442
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甲状腺腫瘤には,び漫性病変を示すものと,結節性病変を示すものとがある.前者にはバセドウ病,慢性・亜急性炎症などがあり,後者には炎症性疾患(急性,亜急性,慢性)や良・悪性腫瘍がある.内科的治療の対象となるもの(バセドウ病,亜急性・慢性炎症)と,外科的治療の対象となるもの(バセドウ病,急性化膿性炎症,良・悪性腫瘍)があり,またときには放射線治療の対象(バセドウ病や悪性腫瘍)となることもある.
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