私の経験 国際眼科学会への旅・5
国際眼科学会の映画供覧
大橋 孝平
1
1慈恵医大眼科
pp.795-797
発行日 1959年4月15日
Published Date 1959/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206656
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第18回国際眼科学会は9月7日午前の開会式より始まつた。学会はAよりFまでの6ホールで行われたが,特に8日より12日まで毎日,午後2時半より夕方まで,4日は午前午後に映画供覧(手術検査法その他)があつて,全部16mm映画であり,主として人気は,これらの上映に集中されたかの感があつた。見て直ぐ判るから,一番手取り早いと云うわけか,これが今学会の特色と云うことが出来る。
私の報告は11日の午前の映画供覧「内反症に対する瞼板横断法」と11日午後の講演「緑内障負荷試験に於ける前毛様体血管の態度」であつたので,これに出たり,他のセクシヨンに出たので映画を全部見ることは出来なかつた。それ故主として私の興味を惹いたものに就いて述べる。
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