グループディスカッション
高血圧・眼底血圧
入野田 公穂
1
1弘前大学
pp.853-858
発行日 1975年7月15日
Published Date 1975/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205332
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1.Ophthalmodynamograph type 22 〔Hager—Otto〕による眼動脈血圧の体位,ならびに上腕血圧との関係について
1956年にHager-Otto氏らにより考案されたOphth—almodynamographyについては,第27回臨床眼科学会「高血圧・眼底血圧」グループディスカッションにおいて紹介するとともに,本法による健康者の眼動脈血圧についても報告した。
今回われわれは本器を使用し,高血圧および眼精疲労を主訴とする患者等に対し,眼動脈血圧と上腕血圧を同時に測定し,それぞれの収縮期,拡張期血圧を比較検討するとともに,眼動脈血圧と上腕血圧の体位(仰臥位と坐位)による変動を調べ,その相関についても比較検討を行ない,さらにその臨床的評価につき検討した。
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