増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
生殖・婦人科疾患
症例:女性医療➋
尾林 聡
1
1東京医科歯科大学周産・女性診療科
pp.261-266
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209052
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症例
患者 58歳,女性.
月経歴 初経12歳,閉経51歳.
妊娠・分娩歴 2経娠2経産(正常分娩2回).
現病歴 ほてり,のぼせといった更年期障害の症状を主訴として産婦人科外来を受診.更年期障害としては発症が遅く,他疾患のスクリーニングを行い,更年期女性のルーチン検査の一部としている胸椎・腰椎X線(図1)とDXA法による骨量検査(図2)の結果を聞くために再診した.
採血結果 FSH 121mIU/mL,E2 5pg/mL未満.
既往歴 特記すべきことなし.
家族歴 母親に大腿骨近位部骨折あり.
Q この骨量計測所見はどのように評価されるか?
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