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グラフ
Chorio angiomaの1例
A case of chorio angioma
名古屋市立大学医学部産婦人科学教室
pp.251
発行日 1964年4月10日
Published Date 1964/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203009
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25才の初産婦。家族歴,既往歴ともに特記すべきものなく,今回妊娠7ヵ月頃より浮腫強度となり,羊膜液過多ありしため,X線撮影の結果,双胎なることを確診す。妊娠33週にいたり中毒症のため入院治療をうく。35週前期破水にて入院し双胎を分娩す。第2児は翌日死亡す。剖検所見は各臓器の欝血の他は特異な所見なく奇形もない。
胎盤は1200grで第2児臍帯附着部より同側胎盤の辺縁にわたり半球状の腫瘍を認めた。病理組織学的所見は典型的な血管腫の像を示した。
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