Japanese
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抄録
Presso-Antidid.uretic Hormon にあるOxytocic Activityの酵素的証明について,他
Enzymatic Evideuce for Intrinsic Oxytocic Activity of the Pressor-Antidiurretic hormon
小川
pp.426-431
発行日 1954年7月10日
Published Date 1954/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201061
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最近までワゾプレツシンのOxytocic activityがOxy-tocinと混在している為か元来固有のものかについては明にされなかつた。Popenoe, Pierce, du Vigneand and Van Dykeが此について実験を行つて固有のものである事が証明された。即ち高度に純化したArginine-Vaso-Prsesinは600 Pressor単位,80〜90単位のOxytocicactivityと子宮法(Utesus method)の30単位をmg当り有している。一方高純化のOxytocinは500単位のOxytocic potencyをもつているにもかxわらず猫の動脈血圧に何等効果なく尿崩犬に対して0.5単位のAntidu-ntic activity (mg当り)しかもつていない事が判つた。このVasopressinを分折してみてもOxytocic activityを暴する程のOxytocinをもっていない。以前の実験ではOxytocinはロイシン,イソロイシン,チロヂン,プロリン,グルタミン酸,アスパラギン酸,グリシン,チスチン,アムモニヤを含むPolypeptideであるがVaso・pressinを円柱クロマトにかけるとフエニールアラニン,チロヂン,プロリン,グルタミン酸 アスペラギン酸,グリシン,アルギニン,チスチン,アムモニヤであるがロイシン,イソロイシンはなかつた。
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