今月の臨床 性感染症と母子感染─最新の診断と管理
性感染症
3.思春期と性感染症
中尾 裕之
1
,
山岸 拓也
2
,
今井 博久
1
1国立保健医療科学院
2国立感染症研究所感染情報センター第1室
pp.20-25
発行日 2013年1月10日
Published Date 2013/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103237
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●思春期の高校生を対象にクラミジアの大規模調査が実施され,感染率が10%程度であることが明らかになった.
●危険因子では喫煙,飲酒,性的パートナー数などが同定され,荒廃した生活との関連性が示唆された.
●思春期の子どもを診察する場合は常に性感染症を鑑別診断に入れ,心理面や生活面を考慮しながら慎重な診療をする.
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