今月の臨床 ホルモン補充療法ガイドライン2012年度版─改訂版を読み解く
ホルモン補充療法ガイドライン改訂のポイント
髙松 潔
1
,
水沼 英樹
2
,
堂地 勉
3
1東京歯科大学市川総合病院産婦人科
2弘前大学医学部産科婦人科学教室
3鹿児島大学医学部産科婦人科学教室
pp.916-922
発行日 2012年10月10日
Published Date 2012/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103164
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●「ホルモン補充療法ガイドライン2012年度版」は,HRTにおける数多くの論点に関する現状でのコンセンサスを必要かつ十分にまとめたものである.
●クリニカルクエスチョン(CQ)として「悪性腫瘍治療後のHRTと再発リスクは?」が,また,CQ内の項目として,「大腸癌(結腸癌・直腸癌)」「口腔における効果」が追加された.
●糖代謝と肺癌について内容が追加され,AppendixとしてHRT問診票が掲載された.
●解説文も最新の知見に基づいて修正されており,通読をお勧めする.
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