連載 知っていると役立つ婦人科病理・48
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榊 美佳
1
,
廣川 満良
1
1徳島大学医学部第一病理学講座
pp.891-893
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100870
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症例 : 43歳,女性
性器出血と性ステロイドホルモン(LH, FSH, estradiol)の軽度上昇に伴う子宮内膜異型増殖症の診断で入院となった.MRIにて左卵巣が6×4 cmに腫大していることが指摘され,卵巣癌の診断で両側卵巣卵管摘除術,子宮全摘術が施行された.左卵巣は嚢胞状で一部に乳頭状の増殖部分を伴っていた.
卵巣病変部の代表的な組織像(Fig 1, 2 : HE染色,Fig 3 : biotinの免疫染色)である.
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