Japanese
English
シンポジウム 多発骨傷
多発骨傷の整形外科的重症度
Orthopaedic Severity of Multiple Fractures
青柳 孝一
1
Takakazu Aoyagi
1
1札幌市立札幌病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Sapporo City Hospital
キーワード:
multiple fractures
,
severity score
,
trauma index
Keyword:
multiple fractures
,
severity score
,
trauma index
pp.845-853
発行日 1987年7月25日
Published Date 1987/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907661
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抄録:従来の定義による多発骨折症例にはその程度の軽い症例から重症例までその差は極めて大きく,これを一緒にして治療法を検討したり治療成績を判定することには疑問がある.昭和47年から59年迄に当科で治療したいわゆる多発骨折症例に対して整形外科医の立場から重症度を設定し検討を加えた.さらにその中で同じ程度の重症例を取り上げ何が治療成績に影響を与えるかについて考察した.その結果次のような結論を得た.
1.従来の定義のままで多発骨折を検討することは整形外科医にとって適切ではない.
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