座談会
骨腫瘍研究会(米子)の骨・軟部腫瘍症例検討会から(II)
赤星 義彦
1
,
荒井 孝和
2
,
石川 栄世
3
,
石田 俊武
4
,
牛込 新一郎
3
,
牛島 宥
5
,
内原 栄輝
6
,
大沢 欣式
7
,
大西 義久
8
,
遠城寺 宗知
9
,
柿本 伸一
3
,
菊池 昌弘
9
,
佐野 量造
10
,
佐藤 利行
11
,
篠原 典夫
12
,
芝田 仁
13
,
柴田 大法
11
,
高橋 清之
14
,
竹嶋 康弘
12
,
土肥 千里
15
,
中島 輝之
16
,
長嶺 信夫
6
,
花岡 英弥
13
,
林 英夫
17
,
檜沢 一夫
6
,
広瀬 保
4
,
古屋 光太郎
18
,
前山 巖
19
,
松井 宣夫
20
,
松野 誠夫
21
,
松森 茂
22
,
矢川 寛一
23
1岐阜大整形外科
2東医歯大整形外科
3慈大病理
4大阪市大整形外科
5名大病理
6徳島大第一病理
7慈大整形外科
8新潟大病理
9九大病理
10国立がんセンター病理
11関西医大整形外科
12九大整形外科
13慶大整形外科
14京大中検病理
15東北大整形外科
16久留米大病理
17名市大整形外科
18東医歯大整形外科
19鳥取大整形外科
20千葉大整形外科
21北大整形外科
22徳島大整形外科
23岩手医大病理
pp.209-232
発行日 1972年3月25日
Published Date 1972/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904662
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症例10(供覧4)
16歳,男.
主訴:左前腕部腫脹.
家族歴,既往歴:特記事項なし.
現病歴:昭和44年1月頃左前腕部の腫脹に気づいたが,日常生活には全く支障がないので放置していた.ところがその後次第に腫れが増強してきたので,昭和45年10月21日当科に入院した.
現症:全身所見に著変なし.局所的には左前腕中央部,ことに尺側が紡錘形に腫脹して静脈怒張を認め,当該部に不動性,弾性硬,境界明瞭な腫瘤を触知した.皮膚と腫瘤との癒着はなかつたが,軽度の圧痛と内側前腕皮神経領域の知覚鈍麻を認めた.
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