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手術手技 私のくふう
胸腔鏡視下脊椎インストルメント手術―正確で安全な手術のための工夫
Spinal Instrumentation Surgery Using Thoracoscopic Technique ; Pre-operative CT Examination and Small Thoracotomy for Safe and Accurate Surgery
上村 幹男
1
,
木下 哲也
1
,
伊東 秀博
1
,
湯沢 洋平
1
,
高橋 淳
1
,
高岡 邦夫
1
Mikio Kamimura
1
1信州大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Shinshu University, School of Medicine
キーワード:
anterior spinal surgery
,
脊椎前方手術
,
anterior instrumentation
,
前方インストルメント
,
thoracoscopy
,
胸腔鏡
Keyword:
anterior spinal surgery
,
脊椎前方手術
,
anterior instrumentation
,
前方インストルメント
,
thoracoscopy
,
胸腔鏡
pp.623-628
発行日 2000年5月25日
Published Date 2000/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902990
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抄録:胸腔鏡視下のインストルメント手術に関して画像による手術計画と手術の工夫を中心に報告する.1996年以来われわれが行った胸腔鏡視下手術は14例であり,インストルメントを使用した症例は5例であった.胸椎脱臼骨折2例,胸椎圧迫骨折偽関節1例,胸椎腫瘍1例,胸椎椎間板ヘルニア1例に対してCD 2例,TSRH 1例,Z-plate 1例,Ray Threaded Fusion Cage 1例を行った.
手術の工夫:(1)X線,CTから手術計画を作成し,ポート位置の決定;①胸部単純正面X線像から刺入肋間を決定する.②マーカーを設置したCTから横断面でのポートの位置とスクリューの刺入点を決定する.(2)小開胸を追加する.(3)術中にX線,イメージを使用してスクリューの方向を確認する.
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