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特別企画 阪神・淡路大震災―災害医療における整形外科医の役割
千里救命救急センターにおけるcrush syndrome症例の分析
A Crinical Report of Crush Syndrome
浅井 達哉
1,2
Tatsuya Asai
1,2
1千里救命救急センター
2姫路赤十字病院整形外科
1Osaka Prefectural Senri Critical Care Medical Center
キーワード:
挫滅症候群
,
crush syndrome
Keyword:
挫滅症候群
,
crush syndrome
pp.1257-1262
発行日 1995年11月25日
Published Date 1995/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901763
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●はじめに
今回の震災において当千里救命救急センターの果たした役割は,①医療システムの混乱した被災地の後方病院として重傷患者を引き受け,その救急管理をすること,②いったん転入した患者を適切な医療機関へと転出するという中継点としての役割の2点である.
①に関しては当センターが独自に現地へ派遣したDoctor carが,被災地の病院より直接患者を搬送した.②に関しては脊髄損傷などが含まれる.
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