改良型大阪医大式側弯装具に対する患者アンケート調査

The Patient's Survey Analysis Against the Modified Osaka Medical College Brace for Adolescent Idiopathic Scoliosis

背景：改良型大阪医大式(OMC)側弯装具のアンケート調査を実施した．方法：装具の①重さ，②着脱，③肌トラブル，④着用時間について調査した．結果：①，③，④に関して，以前のOMC装具と比較して明らかな変化はなかった．②に関して，改良によりすべての患児が自分で着脱ができていた．まとめ：装具重量の軽量化を図ったが，患児の実感に変化はなかった．改良型OMCによる肌トラブルは全体として有意な減少を示さず，骨盤周囲に多く認めた．すべての患児で着脱が自分で可能であった．