巻頭言
第77回日本整形外科学会学術総会を主催するにあたって
国分 正一
1
Shoichi KOKUBUN
1
1東北大学大学院医学系研究科医科学専攻外科病態学講座体性外科学分野
pp.2-3
発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100341
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第77回日本整形外科会学術総会を本年5月20日(木)~23日(日)の4日間にわたって,神戸市ポートアイランドで開催させていただきます.「何故,仙台でないの」とよく聞かれました.今年は,一昨年の日整会理事会「学術集会部会」が「学術集会のあり方」に関して提言した改革案の幾つかを実行に移す最初の年となります.その1つが,参加者の便宜を考慮した大都市での開催です.後に,「あの神戸の総会から変わった」と思い出していただけるようにと,鋭意準備を進めております.
昨年9月,学術総会プログラム企画委員会が発足しました.現会長が委員長となり,理事長,副理事長,前・次期・次々期会長,専門医制度委員会担当理事,大学人・勤務医・開業医の理事3名,前理事1名の計11名で構成するものです.まずここ数年の学術総会運営の原則作りを行って,その上で企画全般を審議し,国際シンポジウムの4枠,シンポジウム・パネルディスカッションの26枠などを選定しました.会長の裁量が大きく制限されますが,それが本来の姿と考えて,むしろ積極的に提案し,改革を推進しています.
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