海外だより
活発な対話と討論—第68回フランス外科学会から
北条 慶一
1
1東京大学医学部石川外科
pp.1157-1158
発行日 1967年8月20日
Published Date 1967/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204384
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昨年の9月26日から5日間にわたつて,フランス外科学会が例年のごとくParisのセーヌ河畔のMaisonde la chimieの大講堂を中心にして開かれた.1884年に創立されてから途中戦時の中断をおいて昨年で第68回にいたつている.
今回は,内分泌外科,特に甲状腺外科で有名なセーヌのSylvan Blondin教授(Beaujon病院)が会長となり,まず第1日の開会式が午後2時30分より行なわれた.といつても日本の場合のように祝賀式典などのようなプロローグがあるわけではない.単なる会長のあいさつのみである.
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