アンケート
胃手術後の腹膜炎はどう処置していますか
堺 哲郎
1
,
中島 佐一
2
,
本多 憲児
3
1新潟大学外科教室第一講座
2奈良医科大学外科
3福島県立医科大本多外科教室
pp.80-83
発行日 1966年1月20日
Published Date 1966/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203864
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胃疾患の手術(胃・十二指腸潰瘍と胃癌が殆んどを占あるが)後の腹膜炎発生はそう多いものではない.胃癌では多く避けがたい栄養低下.貧血のための胃腸管壁の浮腫により,また広範なリンパ節廓清と胃切除を行なうため切除断端の血行不足,胃内容に病原菌の多いことなどの因子のため術後の腹膜炎発生は潰瘍の場合より多いことは否めない.
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