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集会
pp.521
発行日 1950年10月20日
Published Date 1950/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200714
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第490回東京外科集談会 昭和25.9.15
1. 慢性骨髄炎瘻孔から生じた皮膚癌の一例 東大福田外科 正木幹雄
39歳男.9歳の時左脛骨骨髄炎に罹患し,26歳の時より局所に痩孔を形成して今日に至つた.最近痩孔附近に潰瘍(9×4cm)を形成し扁亭上皮癌なりしため切断術を行つた.
骨髄炎痙孔よりの皮膚癌発生の報告は本邦では佳田氏(明治40年)に始まり本例共9例.発病までの経過年数は20〜30年が多い.
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